名前を呼んで

「ねえ、沙希、なんで私の事いつまでも、紐緒さん、って、呼んでるの?」

紐緒さんは唐突に質問してきた。

「一緒に暮らしてるんだし、不自然でしょ」

真剣な瞳でそう伝えた。

私は少し考えて

「・・・なんて呼んで欲しいの?」

問い返した。

「私だって、沙希って、呼んでるんだから、あなたにも呼び捨てにしてほしいわ」

「紐緒さん・・・」

「だから、結奈だってば」

「ゆ・結奈・・・」

そうすると、結奈は、私のこと抱きしめた。

そして頭を撫でながら

「よく出来ました」



「さあ、沙希出かけるわよ」

そう言われて、窓の外を見た。

もう暗くなってる。

「こんな時間からどこ行くの?」

問いかけると、結奈は意地悪そうな顔で

「着くまで内緒よ」



2人は車に乗り込み、夜の街を走った。

そして1軒のラブホテルへと入っていった。

「結奈・・・私こういう所初めてなんだけど・・・」

「私も初めてよ。たまにはいいんじゃないかと思ったの」



部屋にはいると私は愕然とした。

そこには拘束することができる、椅子がおいてあった。



「沙希、先にシャワーいただくわね」

そういうと、

「いいよ」

そう答えた。

私は有線をつけて、音楽を聴いていた。



そうしてると結奈は、シャワーから上がってきた。

「いいお湯だったわ、沙希も浴びてきなさいよ」

そう促され、私もシャワールームに入った。

湯船に浸かると、ジャグジーがあった。

つけると、浴室が七色にライトが変化した。

幻想的だった。



風呂から上がると、結奈はベッドに座っていた。

私はバスローブを身にまとってた。

私も結奈の隣りに座った。

結奈はキスしてきた。

結奈の舌が私の口内を刺激していった。

唇を離すと、私の上半身を脱がせた。

乳首に吸い付く。

それだけで、私は喘ぎ声をあげていた。

もう勃起してる乳首を舌で転がした。

「ああん!」

一際大きい声で喘いでしまう。

結奈は下半身を脱がせた。

「ずるい・・・結奈も全部脱いでよ」

そういうと結奈は服を全部脱いだ。

私は、結奈と逆方向に横になって、結奈のクリトリスを刺激した。

結奈の口から喘ぎ声が出る。

私も結奈の愛撫に翻弄されて、喘ぎ声を出しまくってた。

膣に指を入れると、激しい喘ぎ声に変わってきた。

「私、沙希の性感帯分かるのよね」

そうして、首筋に舌を這わせた。

「あん!」

「沙希は首筋が弱いのよね」

そう言われて、私は結奈の乳首を転がした。

「ああん!」

結奈の口から激しい喘ぎ声が聴こえる。

結奈は乳首が弱いのよね。

私は丹念に乳首を刺激した。



そうして、私は結奈と逆を向いて、横になった。

シックスナインだ。

私は結奈のもう潤ってる部分をゆっくり刺激した。

そうして、舌はクリトリスを、手は膣の中をかき混ぜた。

結奈も、私のあそこを舐めていた。



「沙希!もう!もう!」

切ない声で絶頂が近づいたのを知らせた。

「うん、一緒にイキたいな・・・」

そうするとお互いの手での愛撫が激しいものと変わった。

「イク・・・イク・・・」

私も絶頂が近くなった。

「私もイキそうよ、一緒に・・・」

「あん!いくぅぅぅ!」

「沙希!」

ふたりともイッてしまたった。



しかし、結奈の愛撫は終わらなかった。

私の体はさっきので敏感になっていた。

どこを触られても感じちゃう。

「あん!結奈・・・」

ずっとクリトリスを刺激していた。

私はあっという間に絶頂してしまった。



「ねえ、結奈、横になって」

そういうと結奈は横なった。

私が結奈の性感帯、乳首を念入りに愛撫した。

下半身に手を伸ばすと、そこはもう潤っていた。

膣に指3本入れて、かき回した。

結奈の喘ぎ声がだんだん激しいものと変わっていった。

舌でクリトリスを刺激した。

ゆっくりと刺激していった。

私は結奈にくちづけた。

激しくキスは続いた。



「さて、あの椅子、使うわよ」

え、あんなの使うの!?

「さぁ沙希、座りなさい」

おずおずと椅子に座った。

すると、結奈は、腕、足を固定した。

足は開きっぱなしだ。



結奈は胸をもんできた。

舌と手で乳首を刺激した。

結奈は下半身を弄った。

そして顔をうずめて、舌でクリトリスを刺激した。

指は膣の中に入ってる。



両手両足の使えないこの状況、結奈の愛撫に没頭してた。

そして、絶頂が近づく。

「結奈!もうダメ!」

結奈の手の動きが激しくなってきた。

私は目の前が真っ白になりながらイッていました。





「あなたも変態ね、あんな拘束具使って、イッちゃうなんて」

私は顔を赤らめた。

「・・・結奈のためだもん・・・」

そのセリフを聞くと結奈は私のこと抱きしめた。

「好きよ・・・沙希だけを愛してるわ・・・」

胸がキュンとなる。

「私もよ、結奈のことが大好きなの」

結奈は私のこと抱きしめた。

そしてキスしてきた。

長いキス。

お互いの気持を分かり合うために。



そして、別々にシャワー浴びて、ベッドで寝た。

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